診察室でオルタイト(AllTight)リフトアップのカウンセリングをしていると、まず最初に受ける質問が「それで、どのくらいもちますか」というものです。同じ機器、同じ部位でも、ある方は変化を長く実感し、ある方は比較的短く感じます。この差は機器の性能というより、その人の肌が今どのような状態にあるかで分かれます。ですので私は、持続期間を数字で約束するよりも、なぜ個人差が生まれるのかをまず説明するようにしています。


同じオルタイトなのに持続期間が分かれる分岐点はどこか
オルタイトリフトアップは、フェイスラインの変化や肌のハリ低下をケアするために検討できる非外科的なリフトアップ施術です。ところが体感効果や持続期間に個人差が生まれる理由は、結局のところ人によってスタート地点が異なるからです。カウンセリングで私が確認する要素は、おおむね次のとおりです。
- 肌の厚さ — 薄いほど熱に反応する様相が変わります
- ハリ低下の程度 — たるみの原因がハリなのかどうかが方向を変えます
- 脂肪量 — ボリュームが多いか少ないかによってアプローチが変わります
- 顔の形 — 筋肉の発達がフェイスラインに関わる場合があります
- これまでの施術歴 — 以前に受けた施術が現在の状態に影響します
たとえば同じ「あご下のたるみ」の悩みでも、ある方はハリの低下が主な原因であり、ある方は脂肪量や顔の形、筋肉の発達が複合的に絡み合っています。原因が違えば施術の方向も、期待できる結果も変わります。たるみとハリのどちらを先に見るかについての判断は、たるみが先かハリが先かを分ける診察室の基準でより詳しくまとめてあります。
ミューズ測定をカウンセリングより先に行う理由
原因を目視の見当だけで分けると、方向がぶれます。そのためオアンクリニックでは、AI肌測定器ミューズの測定結果をカウンセリングの参考資料として活用し、肌の厚さ、たるみの程度、脂肪量などを確認します。現在の状態を客観的な数値で先に把握しておくと、適した部位や施術の方向をもう少し細やかに計画するのに役立ちます。
施術名を先に決めて体をそこに合わせるのではなく、今の肌の状態を先に読み取り、それに合った方向を選ぶ順序。この順序が、持続期間の個人差を理解する出発点です。
外科的な方法が負担に感じる方や、急激な変化よりも自然なハリのケアを望む方が、カウンセリングのあとに検討してみることができる施術でもあります。ただし、肌のたるみが強い場合や脂肪量が多い場合には、単独施術だけでは望む方向の変化を期待しにくいことがあるため、この点は施術前にあらかじめ確認しておくほうがよいでしょう。


どんな肌悩みのときにオルタイトを提案するのか
あごのラインが以前よりぼやけて見える、頬のたるみが徐々に感じられる、二重あごのラインが気になる、全体的なフェイスラインが崩れて見える、といった場合であればカウンセリング後に検討できます。肌がゆるんでハリが落ちて見える場合にも適用の方向を検討します。オルタイトリフトアップはフェイスラインを過度に変えるよりも、個人の状態に合わせてハリとたるみをケアする方向に重点を置くため、自然な変化を望む方が適合性を確認するのに向いています。
反対に、慎重になるべき場合も確かにあります。肌のたるみが強い場合や脂肪量が多い場合には、オルタイト単独だけではアプローチに限界が生じることがあります。顔に脂肪が過度に少ない方や、頬こけが心配な方も、リフトアップ施術は慎重にアプローチする必要があります。頬こけが気にかかるなら、頬こけが心配なときにまず確認することを併せてお読みになることをおすすめします。
施術名だけを見て決めるよりも、ご自身の肌の状態やフェイスラインに適しているかをまず確認する過程が必要です。個人の状態によっては単独施術が合うこともあれば、他の施術との併用が必要なこともあるからです。判断がつかない場合は、今すぐチャットで相談するを通じておおよその方向から尋ねてみてもかまいません。


単独か併用か、原因が方向を決める
フェイスラインが崩れて見える原因は、肌のたるみ一つではなく、脂肪量、筋肉の発達、肌の乾燥、小じわ、肌のキメの低下など複数の要素が重なっている場合が多いです。そのため肌悩みが複合的であれば、単独よりも併用の方向をカウンセリング後に検討することになります。原因別に一緒に検討する施術を表にまとめると、次のとおりです。
| 主な原因 | 一緒に検討する方向 | カウンセリングで見る点 |
|---|---|---|
| 小じわとキメの低下 | オリジオXなど高周波(RF)リフトアップ系 | 肌の厚さ、痛みの感受性、施術間隔と強度 |
| あごの筋肉の発達で下顔が広く見える | あごボトックス | 筋肉の発達程度、顔の形 |
| 小じわ中心のキメ | スキンボトックス形式のアプローチ | 肌の状態を確認してから決定 |
| 二重あごとあごのライン下のボリューム感 | 輪郭注射など脂肪ケア施術 | 脂肪の分布、頬こけの有無 |
オルタイトがフェイスラインとたるみのケアに重点を置くとすれば、高周波(RF)リフトアップ系は肌のハリ感や細かなキメのケアの面で一緒に計画してみられる選択肢です。ただし肌の厚さ、痛みの感受性、これまでの施術歴によって施術間隔と強度を調整することが重要です。筋肉の発達がフェイスラインに関わるならボトックス併用を、二重あごやあごのライン下のボリューム感が悩みであれば輪郭注射など脂肪ケア施術との併用を検討します。
注意すべき点は、脂肪を減らす方向です。顔に脂肪が少なめの方や頬こけが心配な方が無理にボリュームを減らすと、かえって顔がこけて見えたり、疲れた印象になったりすることがあります。施術前に顔の形と脂肪の分布を十分に確認する理由です。機器の組み合わせをどのように分けて勧めるかは、オルタイト・チタンリフト・オンダ リフトアップの施術前確認事項により詳しく載せてあります。



施術前の確認はどんな順序で行うとよいか
機器の知名度を確認することよりも、ご自身の肌の状態に合った施術かどうかをまず見極めるほうがよいです。カウンセリング前にご自身で点検しておくとよい順序をまとめると、次のとおりです。
- 今の悩みがたるみなのか、ハリなのか、脂肪なのか、筋肉なのかをおおよそ区別してみる
- 肌のたるみの程度や脂肪量、顔の形、肌の厚さを思い浮かべてみる
- 以前に受けた施術歴とご自身の肌の敏感さを整理しておく
- 単独でアプローチするか併用が必要かを医療スタッフと一緒に計画する
すべての施術は個人によって、赤み、熱感、腫れ、ひきつれ感、内出血などの一時的な反応が現れることがあり、まれに予想と異なる不快感が生じることがあります。ですので施術前の十分なカウンセリングが重要であり、これまでの施術歴や肌の敏感さをあらかじめ共有すると役立ちます。持続期間と結果は個人の状態によって変わることがあり、施術後のケアの方向も人によって異なることがあるため、施術前後の医療スタッフの案内に十分に従うことをおすすめします。
方向を決める前に気になる点があれば、チャットで相談するをご利用いただき、気軽にお尋ねいただけます。


よくある質問
オルタイトリフトアップの持続期間はどのくらいですか?
持続期間は個人の肌の厚さ、ハリ低下の程度、脂肪量、顔の形、これまでの施術歴などによって変わることがあり、一定の期間を断定するのは難しいです。個人の状態によって体感効果や持続期間に差が出ることがあるため、施術前に医療スタッフとのカウンセリングを通じてご自身の肌の状態に合った方向を確認することが重要です。
オルタイトリフトアップが適さない場合もありますか?
肌のたるみが強い場合や脂肪量が多い場合には、単独施術だけでは望む方向の変化を期待しにくいことがあります。反対に、顔に脂肪が過度に少ない方や頬こけが心配な方も、リフトアップ施術は慎重にアプローチする必要があります。施術前にご自身の肌の状態や顔の形が適しているかをまず確認する過程が必要です。オルタイトとウルセラの間で迷っているなら、診察室で何を勧めるかを分ける基準も参考になります。
オルタイトリフトアップと併用できる施術にはどんなものがありますか?
肌悩みが複合的な場合、高周波(RF)リフトアップ系(オリジオXなど)、ボトックス、脂肪ケア施術(輪郭注射など)との併用をカウンセリング後に検討できます。ただし併用の可否や方向は、フェイスラインの変化の原因が肌のたるみなのか、脂肪量なのか、筋肉の発達なのかによって変わるため、医療スタッフとの十分なカウンセリングが先行されるべきです。
オルタイトリフトアップの施術後に現れることのある反応は何ですか?
個人によって、赤み、熱感、腫れ、ひきつれ感、内出血などの一時的な反応が現れることがあります。まれに予想と異なる不快感が生じることがあるため、施術前にこれまでの施術歴と肌の敏感さを医療スタッフにあらかじめ共有し、十分にカウンセリングを受けることが推奨されます。
オルタイトリフトアップの施術前にはどんな事項を確認すべきですか?
機器の知名度よりも、ご自身の肌の状態に合った施術かどうかをまず確認することが重要です。肌のたるみの程度、脂肪量、顔の形、肌の厚さ、これまでの施術歴などを総合的に把握したうえで、単独施術でアプローチするか併用が必要かを医療スタッフと一緒に計画することが望ましいです。
回復とダウンタイム:オルタイトのあとに現れる反応
オルタイトリフトアップは熱エネルギー(高周波)を用いる非外科的なリフトアップのため、施術直後に赤みや軽い熱感、ひきつれるような感覚、軽度の腫れなどが現れることがあります。これらの反応はおおむね数日のうちに落ち着く傾向にありますが、続く時間や強さは肌の厚さや敏感さによって個人差が大きいです。まれに内出血や予想と異なる不快感が報告されることもあるため、施術当日は過度な熱刺激(サウナ、激しい運動、飲酒)を避け、保湿と紫外線対策に気を配るとよいでしょう。回復の経過が気になる場合は、施術前のカウンセリングでご自身の肌の状態をもとに予想される経過をご案内できます。
費用はどのように構成されるか:金額を分ける要素
オルタイトリフトアップの費用は決まった一つの数字というより、いくつかの要素が重なって決まります。ミューズ測定などの事前診断を含むか、施術範囲(顔全体か、あご下や二重あごなどの部分か)や照射強度・ショット数、そしてオリジオX・ボトックス・輪郭注射といった併用施術を一緒に計画するかによって構成が変わります。アフターケアや再来院の有無も影響します。ですので正確な費用は肌の状態を確認したうえでカウンセリングでご案内する形になり、同じ施術名でも人によって構成が異なることがあります。
訪韓美容のご案内:アクセスとご予約
オアンクリニックは江南(カンナム)駅から徒歩でアクセスしやすい立地にあり、訪韓される方もカウンセリングや施術の予約を取りやすくなっています。多言語でのカウンセリングや通訳のサポートがあるため、言葉の壁を感じずにお悩みを相談し、方向を確認いただけます。ご来院のご予約や事前のご質問は、チャットで相談するから気軽にお問い合わせいただけます。
執筆者: オ・スンミン院長(オアンクリニック代表院長、ソウル大学医科大学卒業、大韓レーザー皮膚毛髪学会 学術委員長)。詳しい経歴は医療陣の紹介でご確認いただけます。 初回公開 2026-06-11 / 最終確認 2026-07-09
本記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個人の状態によって適した治療や結果は変わることがあります。