CO2フラクショナルレーザーとは?

10,600nmの炭酸ガス(CO2)レーザーを微細なドット(マイクロコラム)状に照射し、肌の一部だけを選択的に処置して肌のキメを整えるアブレイティブ(剥離型)レーザー治療です。ニキビ跡や外傷・手術跡、黒子(ソーラーレンチゴ)、ホクロ、稗粒腫(ミリア)などの良性色素・皮膚病変の管理に用いられます。
作用機序
10,600nmという波長は肌の水分に強く吸収され、照射部位に微細な剥離と熱刺激を生じます。ビームを多数のマイクロコラムに分けるフラクショナル方式により、周囲の正常な組織が温存され、回復をサポートします。この過程で真皮の線維芽細胞が刺激され、コラーゲンリモデリングが徐々に進行します。
治療の特徴
- マイクロコラム単位の照射で、傷跡・肌のキメ改善と良性病変の除去に幅広く対応
- 深さと密度を肌状態や部位に合わせて調整
- コラーゲンリモデリングは時間をかけて現れ、部位によっては複数回の治療を検討します
適応となる方
- ニキビ跡、外傷・手術跡など陥凹性瘢痕にお悩みの方
- 黒子、ホクロ、稗粒腫など良性色素・皮膚病変の整理を希望される方
治療後は約1週間ほど微細なかさぶたと紅斑が現れる場合があり、回復期間や結果には個人差があります。正確な適応や治療可否は医師の診察・カウンセリングで決定してください。