はっきりと垂れ下がった一つの部位を引き上げる施術よりも、顔全体に均等に広がったハリの低下を面単位で整えるアプローチのほうが合っている方がいらっしゃいます。診察室でオルタイト(AllTight)リフトアップをまず思い浮かべるのは、たいていそうしたケースです。以下では、どのような状態にオルタイトをおすすめすることになるのか、そしてリジュランとの併用をどのような基準で判断するのかを、診察室の視点から解きほぐしていきます。
オルタイトは熱を一点ではなく面で伝えます
オルタイトリフトアップは、高周波(RF)エネルギーを肌の表面から真皮層まで広く伝えてハリを引き上げる方式です。超音波方式が特定の深さにエネルギーを集中させるのに対し、オルタイトは高周波の熱を広い範囲に均等に分散させる方向に近いといえます。そのため、一つの部位を狙うというより、顔全体のハリを扱うことに焦点が合わせられます。
リフトアップ施術は大きく超音波系と高周波系に分かれ、この二つの系統は、エネルギーが届く深さと刺激が広がる範囲において性格が異なります。
| 区分 | 超音波系 | 高周波系(オルタイト) |
|---|---|---|
| エネルギーの伝達 | 特定の深さに集中 | 表面から真皮層まで広く |
| 刺激の範囲 | 点単位に近い | 面単位で分散 |
| 体感する刺激 | 一点に集中しやすい | 相対的に少ないほうと知られている |
ただし、どの方式がより合うかは、個人の肌の状態と悩みによって分かれます。オルタイトがすべての場合に最善というわけではなく、方向は医療スタッフのカウンセリングを通じて決めるのが先決です。二つの方式の違いは、オルタイトとウルセラが何が違うのかを別にまとめた記事でより詳しく扱いました。

なぜ痛みの負担が相対的に少ないのでしょうか?
一つ目の理由は、施術中に体感する刺激が比較的少ないほうだという点です。オルタイトは高周波の熱を広い面に均等に散らして伝えるため、エネルギーが一点に集まる方式に比べて刺激が分散されます。
リフトアップ施術を初めて検討される方や、痛みに敏感でこれまでためらってこられた方が、比較的負担を少なく感じながら受けてみるケースが、診察室でよく見られます。
もちろん痛みの感度は人によって異なり、感じる程度には個人差があります。刺激が少ないということが、すなわち無感覚を意味するわけではないという点も、あわせて知っておかれるとよいでしょう。
顔全体のハリを面で管理するということ
二つ目の理由は、広い部位のハリを均等に扱えるという点です。肌の老化は一つの部位だけにとどまらず、顔全体のハリが一緒に沈み込む形で現れる場合が多くあります。オルタイトは表面から真皮層まで熱を広く伝えて面単位でハリを引き上げる方向なので、顔全体のキメとハリを均等に整えたい方に合っている場合があります。
特に次のような悩みであれば、オルタイトをまずお話しすることになります。
- はっきりとした垂れよりも、顔全体のハリの低下が先に感じられる場合
- 小じわと肌のトーンの調整をあわせて望む場合
- 痛みが心配でリフトアップを先延ばしにしてきた場合
- 顔の一つ二つの部位ではなく、全体的な印象を均等に管理したい場合
ただし、これは一つの診療の視点にすぎません。同じハリの悩みでも、垂れが先なのかハリが先なのかによっておすすめする方向が分かれるため、個人の肌の状態によっては別の施術のほうがよい場合もあります。判断がつかない場合は、今すぐチャットで相談を受けるを通じて、状態をまず見てみることをおすすめします。


オルタイト単独で十分か、リジュランを加えるか?
オルタイトは単独でもハリの管理に役立つことがありますが、肌の状態や悩みの種類によっては、他の施術とあわせて行うときに、より満足のいく結果につながる場合もあります。施術に決まった正解はなく、自分の肌に最も合う組み合わせを見つけることが核心です。
代表的な併用が、リジュランとの組み合わせです。二つの施術は狙う地点が互いに異なります。
| アプローチ | オルタイト | リジュラン |
|---|---|---|
| 主な方向 | 高周波の熱でハリの管理 | 肌の中の再生環境と保湿基盤の補強 |
| 狙う悩み | 垂れとハリの低下 | 肌のキメと小じわ |
方向が異なるため、あわせて行うと、ハリはオルタイトが、肌のキメと小じわはリジュランが互いに補い合う形で補完が生まれることがあります。ハリの低下と小じわが一緒に悩みであったり、単独施術だけでは物足りなさが残った方であれば、併用を検討してみる価値があります。リジュラン自体の反応と痛みが気になる場合は、リジュランの効果と痛みを診察室でどのように説明するのかをまとめた記事が参考になります。
ただし、施術をいくつも加えたからといって効果が必ず大きくなるわけではありません。肌の状態によっては併用が必要ない場合もあり、施術の順序と間隔を調整しなければならない場合もあるため、診療カウンセリングを先に受けるほうが安全です。


施術の前に押さえておくとよいこと
効果と反応は、個人の肌の状態によって差が出ることがあります。決定を急ぐよりも、以下の順で整理してみることをおすすめします。
- 施術後に一時的に現れることがある熱感、腫れ、赤みをあらかじめ知っておきます。リジュランを併用する場合、注射部位に一時的な腫れや内出血が生じることがあります。
- ほとんどの反応は時間が経つにつれて落ち着きますが、症状が続く場合は、自己判断せずに医療スタッフに確認します。
- インターネットの情報だけで方向を決めるよりも、二、三か所でカウンセリングを受けて、自分の肌に合う選択をします。
リフトアップはハリの改善を助ける施術ですが、結果には個人差があり、効果が永久に維持されるわけではありません。一度の施術で終わるというより、継続的なケアの一つの軸として見るほうが現実的です。
効果がどのくらい続くのか、なぜ人によって異なるのかが気になる場合は、オルタイトの持続期間に個人差が生じる理由をあわせて読まれるのもよいでしょう。


よくある質問
オルタイトリフトアップは痛みがひどいですか?
高周波の熱を広い面に均等に分散して伝える方式なので、エネルギーが一点に集まる方式に比べて、施術中に体感する刺激が比較的少ないほうと知られています。ただし、痛みの感度によって感じる程度が異なることがあり、施術後に一時的な熱感や赤みが現れることもあります。
オルタイトとウルセラリフトアップはどう違いますか?
オルタイトは高周波方式で広い面積に熱を均等に伝え、ウルセラは超音波方式で肌の深い層にエネルギーを集中させます。二つの方式は、エネルギーの伝達の深さと刺激の範囲において性格が異なり、どちらがより合うかは個人の肌の状態と悩みによって異なることがあるため、カウンセリングの後に決めるほうがよいです。
オルタイトとリジュランを一緒に受けると何が変わりますか?
オルタイトは高周波の熱でハリの管理を助け、リジュランは肌の中の再生環境と保湿基盤を満たして肌のキメを改善することに焦点を当てます。アプローチの方向が異なるため、あわせて行うと、ハリと肌のキメを同時に扱う形で補完になることがあります。併用するかどうかは、肌の状態に応じて医療スタッフとカウンセリングした後に決めます。
オルタイトリフトアップは何回受ければ効果が現れますか?
施術の回数と効果には個人差があり、一度で満足のいく場合もあれば、繰り返しの管理が必要な場合もあります。適切な回数と間隔は、カウンセリングを通じて決めるのが望ましいです。
オルタイトリフトアップがよく合う肌はどのような場合ですか?
はっきりとした垂れよりも、全体的なハリの低下、小じわ、肌のトーンの調整が悩みの方に合っている場合が多くあります。顔全体のハリとキメを均等に管理したい方、痛みに敏感な方やリフトアップが初めての方にも検討していただけます。最終的な適合の可否は、直接の診療とカウンセリングで判断します。
ハリの低下が顔全体で感じられ、小じわまであわせて気になるのであれば、オルタイト単独とリジュラン併用のどちらが合うかを、状態をまず見てみることが出発点です。
チャットで相談を受ける回復とダウンタイムはどのように現れますか
オルタイトリフトアップの後は、施術部位に一時的な熱感、腫れ、赤みが現れることがあり、こうした反応はたいてい数日のうちに落ち着くほうです。リジュランを併用した場合、注射部位に一時的な腫れや軽い内出血が生じることがありますが、これも時間が経つにつれて薄れていく場合が多いです。ただし、回復の現れ方や期間には個人差があり、症状が予想より長く続く場合は、自己判断せず医療スタッフに確認されることをおすすめします。
費用はどのように構成されますか
オルタイトとリジュラン併用の費用は、一つの固定金額として申し上げるのは難しいものです。肌の状態の測定結果、施術の範囲と部位(顔全体か一部か)、リジュラン併用の有無やアフターケアを含むかどうかなどによって構成が変わるためです。ここでご案内する内容は、何が費用を分けるのかを理解していただくためのもので、正確な費用は状態を確認したうえでカウンセリングを通じてご案内します。
韓国での美容のご案内
オーエン医院(ON Clinic)は新論峴(シンノニョン)・江南(カンナム)駅の近くにあり、徒歩でのアクセスがよく、公共交通機関でも通いやすいほうです。カウンセリングは複数の言語に対応し、通訳の手配も可能なため、海外からお越しの方も負担を少なく訪問の計画を立てていただけます。適合の可否や、オルタイト単独とリジュラン併用のどちらが合うかの方向、そしてご予約については、今すぐチャットで相談を受けるからお気軽にお問い合わせください。
執筆者:オ・スンミン院長(オーエン医院(ON Clinic)代表院長、ソウル大学校医科大学卒業、大韓レーザー皮膚毛髪学会学術委員長)。詳しい経歴は医療スタッフ紹介でご確認いただけます。 初回公開 2026-07-01 / 最終レビュー 2026-07-09
本記事は一般的な情報提供のためのものであり、個人の状態によって適した治療と結果は異なる場合があります。