診察室では「リジュランを受けたのに効果がないみたいだ」という声をよく聞きます。ところがお話を伺ってみると、施術そのものよりも、ご自身の肌の悩みとリジュランが向かう方向がすれ違っていた、というケースが少なくありません。ですから私はリジュランをおすすめする前に、いつもまず一つのことを確認します。この悩みは本当にリジュランと相性が合っているのか、ということです。
リジュランの効果がないという言葉を、診察室ではこう捉えます
「効果がない」という表現を聞くと、私はまずその悩みの種類を振り返ります。多くの場合、リジュランが間違っていたのではなく、そもそも別の方向からのアプローチが必要な悩みだったことが多いからです。
どんなに良い施術でも、ご自身の肌状態と悩みの質が合ってこそ、望む変化を期待できます。服にたとえるなら、良いブランドの服でも体型に合わなければちぐはぐに見えるように、リジュランも悩みと方向が一致したときに満足度が高まります。
リジュランは肌の中に成分を注入して肌のキメと再生を助ける方向の施術です。ですから毛穴、赤み、保湿、小じわ、全体的なハリの低下のように、肌のキメと内側の状態に関する悩みに役立つことがあり、この範囲を外れた悩みには方向性が変わることがあります。
深く刻まれた太いしわが主な悩みであれば、リジュランだけでは期待した変化を体感しにくいことがあります。こうした場合はリフトアップ系の施術を併せて検討するほうが適していることがあり、最初のカウンセリングの段階で悩みの種類を明確に区別する過程が重要です。この区別については顔のしわ施術の種類を比較した記事でもう少し詳しく整理しています。


では、リジュランはどんな悩みと方向が合うのでしょうか
リジュランのアプローチの方向とよく合う悩みは、大きく二つの筋に分けてご説明します。一つは肌のキメと内側の状態の問題、もう一つはハリの問題です。
| 悩みの質 | 現れる様相 | リジュランの方向との関係 |
|---|---|---|
| 肌のキメ・内側の状態 | 広く見える毛穴、よく赤くなる赤み、内側のつっぱりが強い乾燥、浅い小じわ | 肌のキメ改善の方向と重なっている |
| ハリの低下 | 肌が薄く力がなく、全体的にハリが落ちた状態 | ハリのケアを助けるアプローチを検討可能 |
| たるみ・深いしわ | 太く深くたるんだしわ、輪郭のたるみ | リフトアップ系と方向が異なる |
このように悩みの質によってリジュランの適合性が変わるため、ご自身の肌がどちら側に該当するのかをまず把握することが出発点になります。毛穴が主な悩みであれば、毛穴へのアプローチを扱った記事も併せて参考にする価値があります。
もう一つ覚えておきたい点は、リジュランは肌が徐々に再生しながら変化が現れる施術だということです。一、二回受けてすぐに劇的な変化を期待すると「効果なし」と感じやすい理由がここにあります。変化は徐々に現れ、個人の肌状態によって反応の差があることがあります。
リジュランの効果と反応は個人の肌状態によって差があることがあり、注射部位に腫れ、赤み、内出血、痛みなどが現れることがあります。施術の適用可否や種類、回数は医療スタッフの診察とカウンセリングを通じて決定されます。
気になる点があれば、記事を読んでいる途中でもお気軽にお尋ねいただけます。今すぐチャットで相談を受ける


リジュランの話になると、まず痛みを心配される方も多いのですが、その部分はリジュランの口コミを見るときに一緒に見ておくべきことで別に扱いました。
カウンセリングと診断を先に行う理由
リジュランの効果をきちんと体感するには、医療スタッフの施術技術と同じくらい、十分なカウンセリングと診断が重要です。ご自身の悩みが肌のキメ・赤み・毛穴の問題なのか、それともリフトアップが必要なたるみの問題なのかをまず区別してこそ、適合性を判断できるからです。
カウンセリングで私はおおよそ次の順序で見ていきます。
- 今のご自身の肌状態がどの質の悩みに近いかを確認
- どの種類のリジュランがその悩みにより適しているかを検討
- 施術の回数と間隔のおおまかな計画を共有
- 他の施術との併用が必要かを判断
- 肌のキメとハリの状態を見る診断を加える
カウンセリングなしに施術から進めるほうが速いことはあります。しかし個人の悩みを考慮しない施術は、どんなに良い施術でも心残りが生じるものです。「効果なし」で時間と費用をかけないためには、最初からご自身の悩みに適しているかを確認して進めるほうが、結局はより良い選択になり得ます。
施術前に十分なカウンセリングで、ご自身の肌状態と悩みの方向を正確に把握する過程。それが期待した変化を体感する最も基本的な出発点です。


新論峴でリジュランの施術を控えているなら
リジュランを検討しているなら、クリニックを決める前にいくつかをまず見ておくことをおすすめします。カウンセリングの過程で次のような部分がしっかり扱われるかが一つの基準になります。
- ご自身の肌の悩みの種類を区別してくれるか
- 施術を勧めるより適合性の有無を一緒に検討してくれるか
- リジュランHB+のように保湿と肌のキメに焦点を当てた製品から、ハリの回復にアプローチする製品まで、ご自身の悩みに合う種類を具体的に案内してくれるか
- 単独施術で十分か、併用が必要かを説明してくれるか
リジュランの種類が多様なだけに、どの製品がご自身の悩みにより合うのかを具体的に案内してもらうことが重要です。個人の肌状態によって併用施術の有無が変わることがあり、これは医療スタッフの診断を通じて決定されます。製品ごとの特徴が気になるなら、リジュランHBに関する案内と新論峴リジュランの効果・痛みのまとめも参考にしてみてください。
施術後のケアも結果に影響します。紫外線対策と保湿ケア、施術直後の注意事項などを医療スタッフから十分に案内を受けて守ることが、効果を維持するのに役立ちます。目もとや額の浅い小じわが悩みであれば、スキンブースターとリジュランを一緒に見た記事も方向を定めるのに参考になります。
ご自身の悩みがリジュランと合うか判断がつかないなら、状態を書いてチャットで相談を受けるを通じて、まず方向をお尋ねいただいても構いません。


よくある質問
リジュランを受けたのに効果がないと感じます。なぜでしょうか?
ご自身の肌の悩みとリジュランのアプローチの方向がすれ違っている場合が多いです。リジュランは毛穴、赤み、小じわ、ハリの低下のように肌のキメと内側の状態の改善に役立つことがある施術なので、たるみや深いしわのように方向が異なる悩みでは結果に差があることがあります。また徐々に変化が現れる特性上、即座の効果を期待すると心残りが生じることがあります。
リジュランがよく合う肌の悩みはどんな場合ですか?
毛穴が広く見える場合、よく赤くなる赤み、内側のつっぱりが強い乾燥、浅い小じわ、全体的なハリの低下などと方向がよく合うほうです。ただし個人の肌状態によって適合性と反応に差があることがあるので、施術前に医療スタッフと十分なカウンセリングを通じて確認するのが望ましいです。
リジュランは何回くらい受ければ変化を感じますか?
肌が徐々に再生しながら変化が現れる施術なので、一、二回で即座の変化を体感するのは難しいことがあります。施術の回数と間隔は個人の肌状態と悩みによって変わり、医療スタッフのカウンセリングを通じて計画を立てるほうが良いです。
施術前のカウンセリングがそれほど重要な理由はありますか?
同じリジュランでも、悩みが毛穴・赤み・ハリの問題なのか、リフトアップが必要なたるみの問題なのかによって適合性が変わります。十分なカウンセリングと診断で、リジュランが適しているか、どの種類が合うか、併用が必要かをまず確認してこそ、施術後の心残りを減らせます。
リジュランの施術後に現れうる反応は何ですか?
注射部位に腫れ、赤み、内出血、痛みなどが現れることがあります。こうした反応は個人の肌状態によって差があり、施術前に医療スタッフから十分に案内を受けて注意事項に従うことが役立ちます。
回復とダウンタイムはどのくらいでしょうか
リジュランは肌の中に成分を注入する注射系の施術です。そのため注射部位に腫れ、赤み、ひりつき、軽い内出血が現れることがあり、針の跡がしばらく見えることもあります。こうした反応はおおむね数日以内に落ち着くほうですが、個人の肌状態によって差があることがあります。施術直後は刺激になりやすい濃いメイクやサウナをしばらく控え、紫外線対策と保湿を心がけることが回復に役立ちます。具体的な回復の様相や注意事項は施術の種類や部位によって異なるため、医療スタッフの案内に従うことをおすすめします。
費用はどのように構成されるのでしょうか
リジュランの費用は一つの金額で決まるというより、いくつかの要素が合わさって決まります。どの種類のリジュラン(例:保湿・肌のキメに焦点を当てたHB+、ハリにアプローチする種類)を使うのか、注射する部位と範囲がどの程度か、施術の回数と間隔をどう設定するか、他の施術との併用が含まれるか、アフターケアの案内が一緒に行われるかによって変わることがあります。ですから同じリジュランでもご自身の悩みと計画によって構成が異なります。正確な費用は肌状態と施術計画を確認したうえで、カウンセリングを通じてご案内します。
訪韓美容のご案内(新論峴)
オーエン医院は新論峴・江南駅の近くにあり、地下鉄でのアクセスがしやすいほうで、訪韓の際に立ち寄りやすい立地です。多言語での相談や通訳のサポートについてもお問い合わせいただけます。リジュランがご自身の悩みに合うか、どの種類が適しているか気になる場合は、ご来院前に肌状態と悩みを整理しておくと相談がスムーズです。ご予約とご相談はチャット相談からお気軽にお問い合わせいただけます。
執筆者:オ・スンミン院長(オーエン医院代表院長、ソウル大学校医科大学卒業、大韓レーザー皮膚毛髪学会学術委員長)。詳しい経歴は医療陣紹介でご確認いただけます。 初回公開 2026-07-07 / 最終レビュー 2026-07-09
本記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個人の状態によって適した治療と結果は異なることがあります。